伊豆の長岡に行ってたのですが、温泉に浸かりながら、突然、同級生の友達が
「あのさ〜、最近、妙に女房が優しいんだよね」
「え〜、前は相手にされないって言っていたじゃん。いつから?」
「う〜ん。それが、下の娘の大学が決まって、引っ越した頃からかな」
「なんで、どうしたの?」
「上の娘も大学でいないし、ついに下の娘も大学生になり、気が付いたら、今、家の中は2人きりなんだよね」
「いいじゃん。2人きりなんて、夫婦水入らずじゃん。」
「だけどね。話す事があんまりないんだよね」
「そんなことないでしょ?」
「今まで女房は子供に掛かりきりだったから、俺の事は、ほったらかしで、こっちも好き勝手にやっていたんだけど、なんか、優しくされるんだけど戸惑っちゃうんだよね」
「そう。羨ましいけどね」
「女房に優しくされるのに慣れてないから、困っちゃったな〜」
露天風呂に入りながら、真剣な顔をして打ち明けてくれました。
結婚して、仕事をしながら、子育てを夢中でしてきた中では、気が付いたらいつの間にか子供が大きくなり、家からいなくなった時に、夫婦間の変化を聞いた訳ですが、それが悩みなのかどうなのかはよくわかりませんけど、私達の世代は、これからそのような事態になる事は考えられます。実際、私の家も下の子どもが高校3年生で、来年になれば、恐らく家からいなくなります。
あんまりそんな事を考えた事は無かったのですが、家の女房も2人きりになると優しくなるのかな〜?と思ってしまいました。
今でも十分優しいけど・・(なんちゃって)
どうでもいいような話なんですけど、友達には「逆に女房に優しくしてやればいいじゃん」と言っときました。幸せな悩みですね。ジャンジャン!