やったね!牛丼が安い!でも・・・

時たま、急に食べたくなる物の1つに吉野家の牛丼があります。
「早い・安い・うまい」と言われ学生時代のお金が無かった頃にも良く食べていたのですが、社会に出てからも1人で気軽に入れる店の1つとして、たまにですが利用しています。

決して良い肉とは言い難いのですが、その味が忘れられないと言うかしみついてしまったというか、ふと忘れた頃に無性に食べたくなります。

富士北まちづくりセンターにおいての富友会の会合後に、急に食べたくなり、その吉野家にいってびっくりしました。通常の380円が110円引きの何と牛丼が270円です。4月13日午後3時までの期間限定とはいえ、30年以上昔と余り値段が変わらない事は驚きです。思わず、余りの安さに、吉野家の昔のCMで子供がお父さんからお土産で牛丼をもらい「やったね!パパ、明日もホームランだ!」というフレーズを思い出してしまいました。(若い人は知らないかもしれませんが結構流行ったCMでした)
しかしながら、他のチェーンも期間限定ですが松屋が250円すき家は通常280円と牛丼戦争が始まっているようです。吉野家は他のチェーンに比べ、今まで価格を下げなかったようでしたが、長引くデフレ下では消費者も価格に敏感になっているようで吉野家から客足が遠のいている事は、2010年の2月期の連結決算が89億円の赤字に転落した事により明白で、ついに顧客確保の為に価格を下げた様です。
デフレ不況が収まる気配が無い中で、低価格帯の外食にも影響が出始め、昼食代を倹約したり、弁当に切り替える人増えている状況が値下げ競争に拍車をかけたようです。
私には、牛丼はやはり吉野家であり、他の所より多少高くても、吉野家を利用します。実際、今までに味を確認する為に松屋もすき家も1度食べたのですが、やっぱり牛丼は吉野家でした。吉野家以外の店には、それっきり行った事はありません。
牛丼が安くなっていくのはいいのですがただ、今後、外食産業の過度の価格競争の果ての末に、お店が無くなってしまうのではないかと心配になってしまいます。