このところ大変気に成る話題として、先週より新聞報道されている、静岡市のポーラ化成工場跡地売却が常葉学園にされることが正式発表されたことです。常葉学園はその土地に約4000人収容する常葉大学の新キャンパスを整備し、JR草薙駅に近い点での志願者増につなげるとしています。
2月16日の日経新聞には最寄り駅より遠い富士キャンパスや建設から30年を超える瀬名キャンパスから既存学部を移管するとみられるとも書かれています。
このことから今後の富士市にある常葉大学富士キャンパスがどうなるかが気に成るところです。市長の施政方針には「若い世代が希望の実現につながる。本市が若い世代から選ばれる都市であることが欠かせない条件」がありますが、まちに大学がある事は若い人達にとっての魅力の重要な条件の1つであります。
今後、常葉大学の整備計画が進むことにより、富士キャンパスには1600人の学生がいますので、縮小もしくは廃止になったりすると富士市に大きな影響が考えられます。
今求められている富士市の「にぎわいのまち」の創出も含め、若い人の流失を防ぐ上での大学留置や誘致についてはどのように捉え対応をしていくのか喫緊の重要な課題として今議会でも取り上げなければいけない事であると思っていました。ただ、残念ながら私は今回施政方針についての大学留置・誘致ついては触れられていないために質問はしにくい状況でありました。
18日開催の総務委員会の委員会協議会においても常葉大学の体育施設利用に絡めての大学の行方にも触れられていましたが、富士市に大学が無くなるかもしれない可能性を含め、多くの人達が気に成る事でありますので、今議会の一般質問でこのことを議論することを会派の仲間に託しています。
いずれにしても、今後の常葉大学の動向は気に成ります。