認知症サポーター養成講座

 
 チャレンジ7の研修で認知症サポート養成講座を受講してきました。富士市では、認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を見守り、支援する人を一人でも増やす「認知症サポーター100万人キャラバン」の活動を進めています。

 養成講座の講師を務めて頂いたのは、NPO法人ハイネット・ふじ所属のキャラバンメイトの皆様で、分かりやすく人形劇を交えた中での講習でもありました。受講をすると認知症としての基本的な知識を持ち、認知症高齢者本人やそのご家族の身近な理解者や見守りの担い手として自分のできる範囲での応援活動を進める認知症サポーターとなれ、その認知症サポーターの印としてオレンジリングが交付されます。
 認知症は2004年に痴呆から呼称が変更されました。その背景には痴呆は屈辱的で高齢者の尊厳を買う表現であり、その実体を正確に表していない事や、早期発見、診断の妨げになっている事、それらが認知症対策の取り組みへの障害になっているとい現状があるからです。
 
 認知症とは、色々な原因で脳の細胞が死んでしまったり働きがわるくなり障害がおこり、生活に支障が出ている状態をさします。脳の細胞が壊れる事により直接起こる症状としては記憶障害、見当識障害、理解、判断力の低下、実行機能の低下など中核症状のため周囲で起こっている現実を正しく認識できくなります。
 食べた事を忘れたり、物を取られたとか盗まれたと思いこんだり、時間や季節がわからなくなったり、どこにいるかわからないとか、色々な症状が紹介されましたが、理解をした上で上手な対応をすることが認知症の人にとって、大切である事がわかりました。
 認知症患者が190万人と言われる中では、父も母も高齢であるので、いつそのような状況になるのか分からないので、参考にはなりました。
 以前、映画で若年性アルツハイマーを描いた「明日の記憶」を見た事を思い出したのですが、人間らしく最後まで、尊厳を持った生き方をしていく為には周りが支えていかなければいけない社会は絶対必要であるとも思いますし、支える人にとっても優しい社会でなければなりません。

 でも、私の場合、よくお酒を飲む機会があるので、忘れ物をしたりすると「アルチュウハイマーだから」と言ってよく笑われますが、現実に認知症になり迷惑をかける時が来るのかもしれません。その為にも、認知症サポーターとして今できる事を取り組もうと思いました。