富知六所浅間神社社殿御造営「本殿遷座祭」斎行。

　

三日市の浅間さんで親しまれる富知六所浅間神社は約２５０年振りの新たな社殿の造営事業が行われていました。その社殿がようやく完成しての新しい社殿への移し替え儀式として、古式古来に則った「本殿遷座祭」が斎行されました。２５０年ふりの社殿の建て替えと言うことは、私自身、今後生きている間には２度と立ち会うことができない行事であり、私も神社関係者として、仮殿祭、本殿祭と参加させて頂きました。

 

　　

 

本殿遷座祭では、多くの関係者が見守る中で、神職以外にも氏子崇敬者の方々も装束を着て祭典が厳かに執り行われ、新しい社殿では、一番奥の神棚の扉を開閉しての祝詞及び玉串奉天がなされました。新しい社殿を見ての感想は、とにかく立派です。木の香りいっぱいで柱もなくすごいです。
　　

今までの社殿の３倍以上の大きさは想像以上の広さへの驚きと共に、１０年以上前からの長きに渡っての社殿の造営事業が進められての完成は感動を覚えます。今後、静岡県を代表する神社になる社殿であることは間違いないと確信します。ただ、遷座祭は行われたもの古い社殿の取り壊しや周りの整備を進めていかなければならない為に正式な竣工式は来年５月頃に改めて行われるようです。
（念願の完成にお礼を述べる桜井宮司）
　

改めて社殿を目にして、正式に運用され始めれば、富士市の話題の場所となり、富士市のシティプロモーションとしても大きく寄与する期待は高まりました。