障害のある人の自立や社会参加の動きが高まってきていますが、その中で、注目されているのが「障害者の就労」です。今年発足した富士市議会ユニバーサル就労推進議員連盟では目的にある活動の一環として「ユニバーサル就労に関する市内外の現状の調査・把握」があり、現在、グループを分けて、市内の障害者就労支援施設・生活介護事業所等の視察ヒアリングを行っています。
私も活動に参加しての就労継続支援(B型)事業所及び就労以降支度事業所の「まつぼっくり」へ視察ヒアリングにに行ってきました。
まつぼっくりの概要としては
就労移行支援6名就労継続支援14名(現在移行2名継続14名)
開所時間8:30~17:15
サービス提供時間9:00~16:30支援内容
*就労移行支援事業所
一般就労を希望している人に対し、一定期間就労に必要な知識及び能力の向上の為に必要な訓練等を行います。*就労継続支援B型事業所
一般企業等の雇用に結びつかない人や一定年齢に達している人等に対して雇用契約を結ばない就労機会の提供や生産活動に必要な知識・能力向上のための訓練など就労に向けた支援を行います。
作業内容
自主製品(製造、販売)洋菓子(クッキー、焼き菓子など)
バイオディーゼル燃料の精製、販売
クッション材作り
下請け作業等の活動
説明の中ではお菓子の販売は好調でありますが、食べ物は販売には強いけど、衛生面も含めリスクもあるとしていました。
現在、まつぼっくり、フィランセ、アイアイ、また各イベントで出店して販売しています。また、電話での注文も受けているそうです。施設見学後、元吉原町づくりセンターにおいての意見交換がされました。
今後、市内の施設等の視察ヒアリングをまとめた上でのユニバーサル就労環境づくりに関する提案が検討されて行くと思っています。
障害者就労の環境整備を進める上では議員が力を合わせ課題解決に取り組むことは重要な事であると感じています。