富士市も水素社会への対応は必要!?

世界各国で水素のエネルギー利用が始まっています。
宇宙でいちばん豊富と言われているクリーンエネルギーは水素です。
水素は、様々な一次エネルギーや下水の汚泥からの製造に加え、太陽光や風力などの自然エネルギーを活用して水からの生成も可能です。
さらに、電気に比べてエネルギー密度が高く、貯蔵や輸送も容易であり、家庭や自動車用の燃料のみならず、発電への活用も期待されるなど、幅広い用途への利用が可能な将来の有力なエネルギーの一つであります。

先日、静岡ガスさんの取り組んでいるエネルギー事業の話を聞いてきましたが、静岡ガスさんでは富士市分散型エネルギーシステム等の他にも県内で様々なエネルギー事業の取り組みを行っており、その一つに現在、鈴与商事などとJR東静岡駅周辺での水素供給を目指した計画として、「東静岡ステーションプロジェクト」の説明がありました。
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これは、今後、水素ステーションを設置し、FCVやマンション、商業施設などに水素を供給するとしています。水素ステーション設置費用は5億とされていますが、2020年代に見込まれる水素の普及期をにらみ、東静岡同駅周辺で“水素タウン”を整備するそうです。
また、トヨタ自動車では次世代型自動車として、昨年暮れFCV(燃料型電池自動車)ミライを販売して話題を呼びました。
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水素を燃料として自ら発電して走るFCVミライは、将来の水素社会の一翼を担い、エネルギー多様化への対応をさらに加速させるものと期待されています。

水素エネルギーが社会の在り方を変える時代が迫っています。
水素を将来の有力なエネルギーと捉えるなら、選ばれる自治体になる為にも富士市での水素社会への対応として水素ステーション設置の動きはあってしかるべきと思いますが・・・どうなんでしょうか・・・