小長井市長は富士市内甚大な被害をもたらした10月台風18号については平成19年度以降に取り組んだ治水対策により東部地域の土砂被害の発生が抑制されたとする見解を示した。ただ、今回の台風でも江尾地区周辺で多くの床上、床下浸水が発生しており「一層の軽減対策が必要だ」と指摘した。関連して同地域の道路冠水対策として27年度以降富士東部土地改良区の幹線道路3路線の整備を進める方針示した。ー中略ー荻田氏は「今回の台風で床上浸水被害を受けた市民は7年前と何も変わっていないと感じている治水事業の効果は理解しているが市民に見える対策をさらに進めてほしい」とした。関連して,県が進める流域整備計画についても取り上げ、粘り強く要望を続け早期事業完了を求めるよう望んだ。
平成26年12月11日富士ニュース記事