茶レンジャーのお茶の入れ方講座

CIMG9967富士市のお茶業界ではお茶の振興の一環として,市内の小学生が家庭でお茶を気軽に飲むことを進める為に、小学校に出向いてお茶の入れ方講座を開催しています。私も地元の須津小学校で3年生を対象に授業中にお茶の入れ方講座を開催していると聞き、見学に行ってきました。

 

 

CIMG9973CIMG9960CIMG9964

講師を務めているのは市内のお茶の生産農家の青年部で構成しているチャレンジャー(茶レンジャー)の皆様です。昨年までは、須津小、東小、原田小の3校で行っていましたが、今年は4校増えて7校での開催となったそうです。

講座では子供達が急須でまず、自分たちが好きなようにお茶を入れて飲んでもらった後、黒板に書かれているお茶の入れ方通り、チャレンジャーの皆さんに教わりながらお茶を入れて飲み比べていました。

CIMG9972

黒板に書かれたお茶の入れ方こうざとは

チャレンジャーのみなさんに学ぼう

正しいお茶の入れ方

  1. ゆざまし
  2. お茶の葉をいれる
  3. お湯を入れて1分まつ
  4. 少しづつじゅんばんにいれる
  5. さいごの1てきまでそそいでできあがり!

でしたが、飲み比べた後、子供達の感想は、チャレンジャー言う通りの手順で飲むと、自分たちが勝手に作ったものの違い、苦くなく飲みやすい、熱くなくていい香りがする等の意見が出ていました。見学しながらもチャレンジャーが入れたお茶の試飲をさせて頂きましたが、飲みやすい大変美味しいお茶でもありました。また、お茶の効能して、風邪が引きにくくなる、インフルエンザの予防になる、口臭を抑える、肌が白くなる等の説明に子供達は驚いているようでもありました。

最近は、お茶のペットボトルが主流でほとんど急須を使ってお茶を飲む事も少なくなっていると聞いています。チャレンジャーによる、学校に出向いての講座は、子供達にお茶の美味しさを知ってもらう事はお茶の振興や食育推進でもあり、富士市でお茶を作っている人達とのふれあいは、キャリア教育としても成り立っていると感じました。富士市のお茶の振興としてお茶業界の青年部のチャレンジャーの皆さんの活動は、富士市の特産物であるお茶を子供達が理解する素晴らしいチャレンジであると感じました。
チャレンジャーの皆さんの活動に敬意を表します。