台風の為、議会が休会となり、登壇日時が8日午前10時に変更となっています。
質問は2項目
1、「公共施設への次世代自動車用充電インフラ整備について」
2、「浮島つり場公園内の赤どぶ池の環境保全と活用について」
です。
急な変更で在った為、今回はすでに配布されている私の質問する通告文を掲載させて頂きます。
ちょっと長いですが・・・・
「公共施設への次世代自動車用充電インフラ整備について」
国の戦略である「次世代自動車戦略2010」において環境、エネルギーへの対応の観点からのCO2の削減を進める上で次世代自動車の普及に向けて取組んでおり、その普及に向けての充電インフラ整備は不可欠なものとして進められている。静岡県でも「ふじのくにEV・PHVタウン構想推進アクションプラン」が策定され、次世代自動車普及に向けて官民一体となった充電インフラ整備推進の取り組みは進められてきた。現在、電動車両(EV・PHV・PHEV・電動2輪)の普及における大きな課題の1つに充電器の設置が進みにくい状況があるが、国の補助延長や民間企業の後押しとしての施策が進められているので充電器設置への動きには弾みがついている。電動車両の改良等が取られていくと共に充電インフラ整備が進めば、今後、急激に電動車両の普及が進む事は予測される。
富士市では県と連携しての観光地型の充電インフラ整備は進められており、ビジョンでの設置は順調とするが、あくまでも市外の利用者の視点でもあり、市民利用の観点からは決して充電インフラ整備は充分とは言えない。充電インフラ整備については観光地型推進の考えや、民間施設への設置推進だけでなく、公共施設等への充電器設置はあるべきで、その設置意義は大きく、市民へのサービスの向上はもちろん安心して走行できる環境創りが普及拡大への啓蒙に繋がる事や災害時、非常時の電源拠点としての役割を担える事もあり、公共施設への充電器設置は有効性が高く、市独自の取り組みは必要と思われる。また、同時に、普及拡大の旗振り役の市としては公用車等にも電動車両の導入はすべきである。
早期に充電インフラ整備の充実を示す事は富士山が世界文化遺産である事を含め、環境都市としてのイメージアップを図る上でも効果的であると考えられ、市のシティプロモーションになりうる。今後も充電器設置の補助制度があるならば、的確な判断のもと市民が良く利用する公共施設への積極的な設置は進めるべきとし以下の質問をする。
- 次世代自動車普及への国の取り組み、県の動きはどのようなものなのか、また、市内の充電器設置状況はどうか
- 補助金申請延長や更なる民間からの支援策としての「充電インフラプロジェクト」についての動きに対して現時点で市の取り組みがされない理由とは何か
- 市内の整備の充実策として将来的に予想されるニーズへの対応はもとより、シティプロモーションとしての考え方や災害時利用を踏まえた公共施設への充電器の設置は進められないのか
「浮島つり場公園内赤どぶ池の環境保全と活用について」
浮島沼つり場公園内の赤どぶ池は静岡県においても希少なトンボの生息地域として、トンボの保全をした上での整備が求められている。
しかしながら、近年、赤どぶ池の急激な環境変化として、3年前までは群生していなかった外来種の帰化植物であるハスで赤どぶ池は全面が覆われている。
赤どぶ池の全面を覆うハスは、地域をはじめ、ちまたでは見事なハスとして話題になり始めており、ハスの鑑賞や写真撮影に訪れ始めている。ただ、従来の状況からのあまりの環境変化には、本来の保全を目的とするトンボを始め、動植物の生態系が懸念はされる。以前にも赤どぶ池のトンボの保全は一般質問でとりあげているが、あらためて浮島が原の生物多様性の観点からもしっかりとした調査した上での環境保全への管理は求められる。 魚釣りができるメガネ池とハスとトンボが見られる池としての赤どぶ池の活用を進めるにしても、トンボの保全が保たれた中での浮島沼つり場公園の活用は求められるので以下の質問をする。
1、トンボの保全を目的とする赤どぶ池と決定してからの調査・管理はどのようにされてきているのか、また、現況をどのように捉えているか、
2、浮島沼つり場公園の利用は、名前の通り魚釣りを楽しむメガネ池とそれとは別のトンボの保全が第一である赤どぶ池と明らかに目的が違う施設として活用は求められる。昨年の12月にトイレ設置はしてくれたが、今後のつり場公園の整備計画はどのようになっているか
以上です