雨男は誰?!

富士市の一番東の地域である浮島地区において第16回ふるさと春山祭りが雨の中で開催されました。私も議員になってから毎年参加していますが、開会式から雨が降っていた事は初めての経験でもありました。聞けば16回開催している中でも雨の中での開会式は無かったとの事。

会場に着いて役員さんに
「あいにくの雨となってしまって大変ですね」
と声を掛けると、役員さんから
「雨男は一体誰だ?」
「会長?それとも今来た、議員さん?」
それを聞いて私も
「私はどちらかと言うと晴れ男ですが・・今までと何か変わった事はないですかね・・・」
と言うとそこに現れたのが小長井市長
「私も市長になって初めての参加ですが、私なんですかね、雨男は・・」
すかさず協議会長から
「市長が変わったから天気が悪くなるなんてことはないよ」
と言っていましたが、そこでの会話を気にしてか開会式で小長井市長の挨拶で開口一番
「私が雨男です。でも、雨が降っても盛り上がりましょう」
と言っていました。

ほとんどの人は気にはしていませんでしたが、開会式閉会後、市長が会場で挨拶をしながら一回りして帰った後、徐々に雨が止み始めてしまいました。気が付けば、富士山まで出てきています。

テントの中では
「やっぱり市長が雨男だったのかな」
「う~ん、たまたまだよ。でも・・・」
何であれ、雨で始まったお祭りではありましたが、途中から雨も止み無事プログラム通りのお祭りが開催できて何よりでした。地域の方も大変ではあったと思いますが、恵みの雨の中で始まり、雨が降った事により例年と違い涼しく快適なお祭りでもありました。

市長が浮島地区での雨男だったかは別としても、外でのイベントは天気に左右され難しさはあります。でも、雨降って地固まるの通り、大変ではあったと思いますが、地域の絆がより深まったお祭りであったと思います。