緊急排水ポンプ2基配備へ

12月10日富士ニュース掲載記事

緊急排水ポンプ2基配備へ

江尾江川流域の水害軽減対策

小長井市長は近年大雨にによる浸水被害が深刻化している江尾江川流域の水害対策として、雨水排水に特化した可搬式ポンプ2基を来年度の出水期までに配備する方針を示した。6日の市議会11月定例会で荻田丈仁氏(心政富士)の一般質問に答えた。

水害軽減対策として、これまで下水道が破損した際に用いる排水ポンプで豪雨に備えていた。新たに配備するポンプは毎分5立方メートルの排水が可能という。

荻田氏はこの他に常習的な道路冠水や東部地区からの主要アクセス路線である市道吉原浮島線の対応についても質した。小長井市長は「吉原浮島線は監視箇所の中でも比較的早い段階で道路冠水が発生する状況となっている」と説明し「本年度から道路設計業務委託を実施し、吉原浮島線の一部をかさ上げする工事実施することで早期に道路冠水が軽減できるよう取り組んでいく」とした。