「呆気封じ飴」効果があるといいな・・

　　

正月3が日で300万人以上の人が訪れるという川崎大師に初めて行ったのですが、大きな境内はもちろん、境内内の出店の多いこと、また通りに飴屋さんが多いことに驚きました。 飴屋さんで販売しているのは、川崎大師名物「とんとこ飴」。
全国的にもかなり有名な飴で、名前の由来なのか、あちらこちらのお店の中から、飴を切る音がトントコ、トントコとリズムよく聞こえてきます。 どのお店でも「とんとこ飴」と言っても、多くの種類のとんとこ飴を売っています。 聞けば40種類以上の商品があるそうです。その中でも、特に気になった飴は「呆気封じ飴」。

私自身も物忘れが多くなっていますが、私の実の両親が高齢によるボケが進行し始めていること
が、先日も兄から聞いており、そのことが気にはなっていました。

呆気封じ飴とありますが、飴ですから、薬ではありません。 ただ、気の持ちようで変わるならと思いすぐに購入して両親にあげようと思った矢先、一緒に川崎大師に来ていた母親から、私の娘に電話が掛かってきました。

「今、どこにいるかわからないんだけど・・」

「え～おば～ちゃんどこにいるの」

「集まる場所が分らないんだよね」 と。
慌てて、探しに行ってなんとか見つけることができましたが、集まる場所をあれだけ確認したのに、やはり、少し、呆けているようです。（まだ、電話をかけれるだけしっかりはしていますが） バスに乗る前に、娘からおば～ちゃんに笑いながら、
「おば～ちゃんの為に飴、買ってきたよ。うちに帰ったらおじ～ちゃんと食べて」
と呆気封じ飴を渡しました。
（84歳の母、いつまでも元気でいてください）

川崎大師で販売している「呆気封じ飴」効果があるといいな・・・・・