“はばたく静岡国文祭”と街のあちらこちらにのぼりが掲げられており、国文祭のムードを盛り上げています。吉原の商店街でもイベントがあり、通りかかると準備の真っ最中でした。
国文祭とコラボしているヨシワラ・パフォーマンス・オブ・ドーリムズが開催されるのですが、残念ながら他の用事があったのでイベント自体には顔を出せませんでした。でも、若い人たちが集まり何かをやる事は素晴らしい事だと思います。やはり、若者がまちをつくっていかなければなりません。
地域においても国文祭と連携した中で、文化祭が開催されており、私も須津地区文化祭に参加してきました。ステージで行われていた、手品は、私の地域では有名なマジシャン、当間林昭さんがオープニングで披露をしていました。日本奇術連盟に加入している当間さんは、洋品店を経営する傍ら、あちらこちらでマジックショーを行っており、地域のイベントでは無くてはならない方でもあります。
ステージを見ていると、いきなり指名され、手品の手伝いをさせられてしまいました。プログラムがぎっしり詰まっているようで時間もあまりなく大がかりの手品はありませんでしたが、見ている人は拍手喝さいでした。
会場では、お茶を出していたり、紙芝居を見せたり、多くの展示もありましたが、今年は覚せい剤の撲滅運動や国文祭の特別企画として地元の企業の愛峰産業さんの紙バンド体験コーナーが開設されていました。
文化とは何かと言われると美術、芸術、音楽、演劇、食等色々な物によって成り立っている思いますが、その他にも、産業もそうですが、地域によっての歴史や伝統、環境から成り立つ風土も文化であり、幅広くなかなか定義しづらい事ではあると思います。しかしながら、住んでいたいまちには、文化というものは大切な要素でもあります。
富士市はあまり文化都市とは言われないのですが、国文祭によって、新たな文化の創造や色々な分野の方や年齢に関係なく、其々が心豊かなコミュニュケーションがとれるような文化が香る富士市になるきっかけとなればいいなと感じています。
関連している事ではないかもしれませんが、公設民営であった私立静岡文化芸術大学が来年より県立大学になります。県でも若い人の文化芸術を育てる事に力を入れ始めているようです。