議員の状差しに、新東名開通記念チャリティーマラソン計画断念についてのお詫び文がはいっていました。これについての経緯を新聞記事で追ってみると
「新東名舞台に2万人のフルマラソン(7月17日静岡新聞)
静岡陸上競技協会は7月16日、2011年1月30日に新東名高速道路の富士インター(仮称)−長泉沼津インター(同)間を走る「新東名開通記念チャリティーマラソン大会」を開催すると発表した。12年の県内区間供用開始前に、完工した新東名本線を利用した1度だけの大会で、フルマラソン、10キロの部に2万人の参加を見込む。車いすマラソンも実施する。収益の一部は社会福祉団体に寄付する。10年5月15日には、新東名の10キロコースでプレ大会も行う。
同協会は「新東名を管理する中日本高速道路と検討を重ねて実現にこぎ着けた。国内外の市民ランナーに、富士山をながめながらハイウエーマラソンの醍醐味を味わってほしい」としている。
開会式の会場となる富士市の富士総合運動公園陸上競技場では、地域おこし行事としてグルメイベント、物産展なども計画している。駐車場は富士山こどもの国、富士マリンプールなどに約6000台分を準備する。駐車場、JR富士駅、新富士駅と会場間はシャトルバスを運行する。
フルマラソンコースは富士インターを発着点とし長泉沼津インターの料金所で折り返す42.195キロで、往路は上り線、復路は下り線を走る。5キロごとに給水・救護所を設ける。
同協会は8月に関係諸団体とともに実行委員会を発足させ、詳細計画を詰めていく」
私も、8月21日開催の第2東名特別委員会において説明があり、地域から全国への発信事業としても期待をしていました。それが・・・
「景気悪化でメーン協賛企業撤退(9月26日中日新聞)
静岡陸上競技協会は25日、開通前の新東名高速道路を走る「新東名開通記念チャリティーマラソン」の計画断念を発表した。金融危機によるメーンスポンサーの撤退が原因とされ、政権交代の余波との指摘もある。
同マラソンは一度限りのイベントとして計画され、2011年1月の開催を予定。フルマラソン、10キロ、車いすの各部で、計3万人の参加を見込んでいた。協会は今年7月、計画を発表した。
計画断念の理由について、協会は、メーンスポンサーが景気悪化を理由に特別協賛からの撤退を申し出た−などと文書で説明。企業名は公表していない。
協会は8月末、臨時理事会を開き、対応を協議。経済情勢や開催日までの準備期間などを踏まえ、運営資金の半分を占める協賛金を調達するのは困難と判断したという。
一方、8月の衆院選で、協会会長を務める自民党の斉藤斗志二元衆院議員が落選したことを、要因の一つに挙げる協会関係者も。この関係者は「知事の交代や国政の政権交代で、新たなスポンサー獲得の先行きは不透明」と打ち明ける。
協会はこの日、斉藤会長と連名で「断腸の思いだが、全面中止することにした」と謝罪するコメントを出した。」
と言う事です。
私は撤退した企業名も聞きましたが、こんな事にも、地元の代議士がいなくなった余波がでてきているのかと感じます。
富士からの幻の新東名フルマラソンというビッグイベントが無くなり残念に思っています。
今日から10月1日です。クールビズも終わり、ネクタイ着用の議会がスタートします。
がんばりまーす。