私が議員になってから関わってきていることの1つに、浮島沼つり場公園があります。
議会でも何度も取り上げてきましたが、富士市東部にある浮島沼つり場公園は、浮島工業団地北側に位置する面積0.75ヘクタールの水辺を生かした公園で、園内には釣り人が利用するめがね池と、様々な種類のトンボが生息する赤どぶ池があり、浮島ヶ原自然公園と並んで貴重な自然を残す公園であります。平成20年に本格的な整備着手が予定された中で、希少なトンボの生息地としてとんぼの保全をしなければいけないことになり、本格的な整備着手がストップしてしまいました。その後、トイレ等は設置されましたが、公園であっても整備がされにくい状況となっています。現在、地域の連合町内会OB会が愛護会となって定期的に草刈り等を行っており、私も一緒に活動しています。
本年の2月議会での私の質問を受け、トンボの保全をしながらのゾーンニングをしての整備が検討され始めました。先日、その検討をする「浮島沼つり場公園管理検討委員会」が開催されましたが、地域ではあらためて浮島沼つり場公園の改善点について現地視察を行っており、その改善点を検討会で報告することになりました。
検討委員会では、様々な意見がでましたが、公園である以上、トンボの保全をしながらの活用は求められています。
いずれにしても、希少なトンボが生息する地域が誇る場所を、管理計画に基づき、しっかりした周知をしながら市民の憩いの場となるような公園にすべく整備は進めなければと思います。