喉仏の骨が座禅の姿として残っている訳とは。

火葬場で兄の骨上げを行った際に喉仏について係りの方から説明がありました。
「喉仏」と呼ばれるようになった由来は、その形状が座禅をしている様の姿に見えるためであるそうです。火葬した後の骨が、喉仏の形がはっきりして仏様が座禅を組んでいる姿に見えると、「生前に良い行いをしていた」と言われているとの事。火葬の際に、強い炎で焼かれるので座禅をしている姿として形が残らない方も多いのと事ですが、兄の喉仏の骨はしっかりと座禅を組んだ骨が残っていました足骨からだんだんと上に収骨を済ませ、最後に立派に残った座禅を組んだ形をした喉仏を収骨しました。

(遺影に使った写真)

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葬儀の際にまじめで、正直で、仲間や後輩の皆様に信頼されていたことが、会社の方からの弔辞で述べられており、生前の仕事の事もわかりましたが、仕事も日常においても善い行いをしていたことが、喉仏がしっかりと残っていたことで兄の生き方が立証されて悲しいながらも、嬉しかったです。
あらためて兄に教わりましたが、私も、喉仏がしっかりと残るような生き方をしなければです。
葬儀も無事終わりました。
兄にかかわった皆様方に感謝申し上げます。