辛い事、残念な事、悔まれる事。

GW明け葬儀が立て続けにありますが、後輩の葬儀に参列し弔辞を述べてきました。私より9つ若い後輩の弔辞をまさか私が読む事になろうとは流石に辛かったです。

彼は、奥様と食事をした後、身体の不調を訴えて救急車で病院に運ばれたのですが処置を施す間もないまま、逝ってしまったのは心の準備が誰も取れませんでした。
突然逝ってしまった彼は、私が知り合った20年近く前は人一倍体が大きく、学生時代に柔道で鍛え上げた体は壊れそうにない頑丈なものでありました。しかしながら、12年前に亡きお父様が築いた会社を担う重責があったのかストレスからの腎臓透析をしていました。また、半年前には腎臓動脈瘤の破裂で奇跡的な生還をした事は聞いており、決して健康ではない事を私は知っていました。でも、持病や病気をした事により誰よりも体を大事にしてくれていると思っていました。なのに、なぜ、お医者さんや奥様に何もさせないままあっという間に逝ってしまったのでしょうか。お母様より先に亡くなるのはあまりに親不孝であると思っています。本当に残念な事です
奥様は穏やかで優しい彼が大好きでした。
突然の死に、奥様が彼がやり残したままになっている事を教えてくれました。
デジカメを買ったばかりで使わないままになっている事
ソファも買ったのに利用していない事
新しい靴(ブーツ)を買ってはいてない事
USJへ一緒に行くと言った事
これ以外にも彼は人生のやり残したことが沢山あると思っています。その意味では、一番彼が悔しがっているのかも知れません。
私も、JCでも、選挙でも、仕事においても彼にはお世話になりましたが、面と向かってのお礼が出来ていない事は悔やまれる事です。
幸い、彼とは同じお寺の檀家でありますので、お墓も同じ場所になると思います。いずれいつになるかわからないけど、必ず彼に会う時がありますので、その時にはしっかり感謝は伝えたいです。
彼は、今後、安らかに休みながらも、ご家族をしっかり見守ってくれると思います。
そんな彼に心からご冥福をお祈りします。
合掌

また、前市議会議員である佐野喜貞さんのご逝去にも驚きました。
元気でいたと思ったのに・・・
心からお悔やみ申し上げます。
合掌

しかしながら、葬儀で忙しいと言うのは辛い事です。