令和元年6月議会登壇用文章掲載
6月28日午前11時登壇
- 「沼津市との広域連携の取り組みについて」
お許しを頂きましたので私は先に通告してある「沼津市との広域連携のさらなる取り組みについて」質問を致します、沼津市との広域連携の重要性は今までも議会で何度か訴えてきました。小長井市長は東部地域の活性化策としても両市の連携強化は非常に重要であると言う認識のもとで、昨年、沼津市に頼重市長が誕生して以来、積極的に沼津市との広域連携について取り組んでくれている事は東部地域の議員としても歓迎すべき事であります。あらためて沼津市との広域連携についての質問を議会でしてきた経緯を話しますと、富士市東部に住む議員として沼津市との広域連携の推進については、前市長の鈴木市長の時からの想いでもあります。平成24年の9月議会で「東部地域の広域連携の強化と沼津市と広域的交通基盤整備の推進について」を取り上げ、沼津市を含む東部圏域のインフラでの広域連携の強化や特に東駿河湾環状道路西区間が富士市にとって影響のあるインフラとして、両市が一緒になって事業促進をするべきことを求めています。また、小長井市長になってから、26年6月に「市長が思い描く広域連携の形について」として富士市東部と沼津市西部の一体的なまちづくりを進める上で沼津市と連携を求めました。昨年の6月議会でも、「沼津市と広域連携の推進について」取り上げましたが、これは、一昨年の市長選の前に小長井市長が2期目になるにあたり、東の地域の想いを伝えた際に、2期目に当選したら、直ぐに、沼津市長と会談をすると言ってくれていました。ただ、残念な事に当初予定していた、大沼市長が急逝してしまい、新たに頼重市長に変わってしまうという状況がありましたので、6月議会で、沼津市との広域連携の推進について質問をした中での1つとして、両市の課題について確認させて貰い、その上で市長同士の包括的な広域連携についての話し合いを沼津市の新たな頼重市長と早期に行なうことを求めました。その時の答弁で、7月19日に会談を行うことを公言してくれましたが、公言通り実現したトップ会談の新聞記事を読み、沼津市との新たな一歩が踏み出された事に感激をしました。また、継続的にトップ会談はすべきと求めた事に対しても、実行して頂き、本年3月28日に2回目のトップ会談が行われたことに対しても新聞等で大きく報道されていました。同時に1回目のトップ会談後、担当職員同士の意見交換会は開催されていると思われますが、3月28日のトップ会談の席で4月1日に静岡県東部地域二市広域行政連絡会が設置する事を決めた事を発表してくれていました。この一年間の沼津市と富士市のトップ会談を始めとした両市の動きは、沼津市と富士市の連携の更なる強化がされての広域連携への取り組みとして両市の地域振興や活性化が図られる事への期待は高まります。その上で更なる取り組みとして地域を交えた連携は求められると思っています。 また、富士市と沼津市の共通課題への取り組みとして、今まであげてきましたが、特に日常生活に係る道路や河川整備のインフラ整備は更に力を入れて頂きたい事です。その他にも医療、観光、防災、等の連携は進めて貰いたいことですが、富士市東部と沼津市西部の現実的な大きな課題として市街化調整区域での農業地域のコミュニティを維持していく上では、予てより求められている土地利用の変更があります。今後、富士市ではこれからの10年を見据えた将来構想として富士市第6次総合計画が策定されていきますが,市街化調整区域の土地利用の在り方も含め、様々な課題についても両市が整合性をもつような広域連携に位置付けての計画が必要であると考え以下質問を致します。
- 小長井市長と頼重市長の2回のトップ会談が行われましたが、どのようなものであったのでしょうか、また、静岡県東部地域二市広域行政連絡会が設立されましたが目的や取り組む内容はどのようなものでしょうか
- 富士市東部と沼津市西部の更なる連携を進める上では情報共有を含め、地域を交えた懇話会や協議会を設置すべきと思いますがいかがでしょうか
- 富士市第6次総合計画には沼津市との広域連携の位置付けを考えているのでしょうか、また、人口減少、少子化、農家の後継者不足等農業地域における著しい環境変化が予想される中では沼津市との広域連携を踏まえた土地利用構想を検討すべきと思いますが如何でしょうか
以上一回目の質問と致します。