6月議会が再開し、一般質問がスタートしました。
私の登壇予定は6月25日午前10時です。
質問は「目指すべき田子の浦港の姿の実現について」です。
発言通告表で確認したのですが、今回、私の内容と重複する質問が事前にあります。
質問の準備をしながらも、先に質問する議員の答弁を確認しなければと思っています。
ちなみに私の質問要旨は以下の通りです。
ちょっと長いけどよろしかったらお目通しを・・・・
1、「目指すべき田子の浦港の姿の実現について」
田子の浦港は重要港湾として富士市の地域経済の成長と共に順調に工業港として発展してきた。経済環境が変化する状況においての厳しさは増しているが、交通アクセスが整った中では港がある事は富士市の大きなポテンシャルであることは間違いなく、今後とも田子の浦港利用をした産業基盤整備の強化は重要な事であると考える。その港湾整備については、今までも取り組んでいる大型貨物船等が入港できるような整備や浚渫工事等と共に、安全、安心な災害に強い整備推進であるが、それとは別に富士山が世界遺産となり、世界遺産のある一番近くの港としての観光利用を含む有効活用はすべき事である。
現在、田子の浦港の整備発展及び利用促進を図る目的とした団体として、田子の浦港振興会があり、港湾及び港湾周辺地域の整備発展の為の懸案事項の要望はなされてきている。また田子の浦港利用促進協議会ではポートセールス実行委員会が設立され田子の浦港の利用促進が図られている。しかしながら、震災や世界遺産登録を契機に、更なる港湾整備や利用促進、有効利用の推進と新たなる計画を進める上では振興会の役割は大きいと考える。
富士市においては、港湾所在都市としての将来展望を描きながら、目指すべき田子の浦港の姿を明確にしなければならない。と同時に緊急に求められる港湾の防災対策は重要で田子の浦港に近い企業の留置対策としても対応はせまられている。その意味では、都市活力再生ビジョンにおいて田子の浦港の津波対策の促進として具体策に協議会の設立要望の取り組みはあるが、災害に強い港を少しでも早く実現するためには国、県との連携を取りながらも市としての強いリーダーシップは求められる。
平成13年の港湾計画後、平成23年に駿河湾アクションプランが策定され推進計画が進められようとしているが、市としての田子の浦港がある優位性を考えるならば、富士市が目指すまちづくりの実現に田子の浦港は寄与することを念頭に、将来のベイエリアの産業、防災、観光等の振興をふまえた総合的な港湾ビジョンは必要であると考え以下の質問をする。
1、 田子の浦港の港湾整備及び利用促進策はどのようなものであるか、課題は
2、 津波対策の促進として(仮称)田子の浦港津波対策協議会設立の緊急性が求められているが現状はどのようになっているのか
3、 世界遺産を契機に富士山がきれいに見える港として客船や帆船の誘致活動の取り組みはできないか
4、 港湾管理者は静岡県であるが、港湾所在都市としてのイニシアティブを持つ意味でも産業界や団体等を交えてのアクションプランへの推進組織や将来の姿を描く「田子の浦港ビジョン」(仮称)の策定は急務の事であると考えるがいかが
です。