「内陸のフロンティア」を拓く取組意見交換会

吉報です!!
地域限定で規制を緩和し予算や税制面で優遇する総合特区として、静岡県が申請していた「ふじのくに防災減災・地域成長モデル総合特区(内陸フロンティアを拓く取り組み)」が15日に指定されました。

その指定に合わせたかのように「内陸のフロンティア」を拓く取り組み意見交換会が県東部地域政策局の主催で商工会議所において開催されていますが、内容は次の通りでした。
1,富士の国の新しい国土軸(静岡県地域政策課技監)
2、富士市における「内陸のフロンティア」を拓く取り組みについて(富士市企画課長)
3、東駿河湾環状道路について(国土交通省沼津河川国道事務所所長)
4、田子の浦港の取組について(静岡県港湾企画課技監)
その後、意見交換会でした。
内陸のフロンティアは基本理念として「安全・安心で魅力あるふじのくにの実現」で、新東名を活用し内陸部に災害に強く魅力ある先進地域を築き沿岸部を防災や減災に対応した地域として再生させる構想でもあります。地域に応じた3つの戦略として、内陸部のイノベーション、都市部のリノベーション、多層的な地域連携軸の形成でその3つの先導的もでるとなる地域づくりを県内11地域で戦略的に推進しますが、その中には富士市においての新富士IC周辺における物流産業の集積と拠点の創出もあります。また、その取り組みについては市の企画課長から説明がありました。

今後、県では特区制度を利用して、平時における産業振興策や地域活性化策が有事に強い産業基盤の構築、生活環境の確保、広域ネットワークの構築が図られていきますの今回の特区指定は県内はもとより富士市においても大きな期待があります。

今回の意見交換会では特区制度に関連しての社会資本整備として東駿河湾環状道路西区間の新規事業化への推進や田子の浦の港の取組の説明がありましたが、東駿河湾環状道路西区間に関しては私も9月議会で取り上げている事であり、意見交換の際に国交省の大儀沼津河川国土事務所長に事業化に向けての現状と動向を確認させて貰いました。そのお答えには地域要望も上がっており、中央では認識しつつあるとの事でしたので、私は「何としても事業化に向けて力を奮ってもらいたい」と強くお願いをしてきました。
いずれにしても、この特区指定により静岡県の地域成長が成されることの期待は大です。