新たなご当地グルメか、富士がんもいっち。

ちょっと前に販売が始まった事を聞いた富士がんもいっち。
お豆腐屋さんが作るがんもどきを挟んだ新感覚サンドイッチ、気になっていたんです。
ですから、いつも帰る道をちょっと遠回りして、今泉の老舗お豆腐屋さんの金沢とうふ店に行ってきました。

富士がんもいっちは、富士地域で、100年以上前から親しまれてきた味付けがんもを、地元のパン屋さんとコラボして創ったサンドイッチです。
話題の商品でもあり、お店に入ると
[テレビ静岡本日6時15分より放映豆腐店パン店がんもいっち]
と張り紙がしてあります。

お〜今日やるんだ、じゃ食べなきゃと思いながら
「がんもいっち欲しいですけどありますか・・」
「すみません、売り切れです」
「え〜せっかく来たのに」
「数量が限られていますので、もう少し早い時間でないと・・」
「残念!!でも、コラボしているパン屋さんに行けばありますか?」
「あるかもしれないのでちょっと連絡してみますよ」
売り切れと言えば余計食べたくなってきましたので思わず、
「お願いします」
と言ってしまいました。

あまりに物欲しそうな顔をしていたのか、店主の金沢さんが、
「パン屋さんに後で取りに行きますので、予約で取ってあった分をお分けしますよ」と言ってくれましたので、図々しくお言葉に甘えて譲ってもらえました。
(にこやかな金沢さん)

値段は400円。
お手頃と思いながら、でも貴重な富士がんもいっち。

とんかつとは違う不思議な触感で、噛みしめると甘い味とソースが相まって口に含んだ瞬間
「う、う〜ん、う、うまいじゃん、まいう〜」
と言ってしまいました。
甘くてしょっぱい、そしてからしマヨネーズでピリッとしています。噛むとソフトな感じは結構いけます。(ソースも地元の料理屋さんが協力してくれています)
(がんもどきはそのままでもおいしいです)

とうふが主原料のがんもですから、ヘルシーでもあります。説明書にも書いてありますが、朝から食べても胃にもたれず、昼食やもちろん、夜食の最適です。
ただ、販売先の金沢とうふ店では手作りですので、1日限定40個くらいの販売しかしてないそうで、予約をしないと食べられないかも・・・
これからの普及は課題ですが、新たなご当地B級グルメの誕生です。がんもいっちは清水屋食品さんでも販売していますが、富士がんもいっち協力店を募集しているそうです。
富士がんもいっちは、一度は食べてみる価値ありです。
テレビでもとうふやさんが苦労して創り出した新名物誕生としていました。
もちろん、金沢とうふ店の昔からのお豆腐もがんももおいしいです。