東駿河湾環状道路西区間の早期事業着手を!!!

今回一般質問で取り上げている「東部地域の広域連携強化と沼津市との広域的道路基盤整備の推進について」で広域的道路基盤整備で取り上げたいことは、富士市ではあまり知られていなのですが、隣接自治体でもある沼津を起点に進められている伊豆縦貫自動車道と東駿河湾環状道路の事業についてです・・・

現在進められている伊豆縦貫道は沼津市と下田市結ぶ延長60キロメートルの一般国道の自動車運用道路で、これの一部を構成する沼津ICからの道路東区間15キロメートル駿河湾環状線道路でもあります。この道路は、伊豆地域へ流入する観光、物流等の広域交通と生活道路の渋滞緩和に役立ちますが、それに伴い地域間の活発な交流を推進し地域相互の広域的連携強化が推進され活気ある一体的な圏域づくりが進みます。

東名、新東名が接続され、この道路が整備されることにより、今まで沼津から2時間以上かかっていた下田まで1時間足らずで行く事が可能となります。広域道路整備として推進されていますが、しかしながら、東駿河湾環状道路事業の計画で沼津ICから沼津市原一本松までの7,8キロの西区間の事業着手が成されていません。

この西区間が整備されると、国一バイパスの渋滞緩和は勿論ですが、富士市側の沼津線とも接続され、富士市からの東名、新東名沼津ICまでのアクセスは飛躍的に向上すると共に、伊豆下田へ行くにも大変便利になります。その他にも、東部地域からの田子の浦港の利用も促進され観光や産業振興にも繋がる事は考えられます。隣の自治体ではあれ、道路整備がされることにより、富士市側の影響は大きいと思っています。また、交通アクセスの良さは東部に住む住民に取っては大きなメリットとなります。東部の将来的な展望が見当たらない中ではこの隣の沼津市で取り組んでいる広域道路整備に対しても富士市と支援して頂きたい事でもあり質問として取り上げました。当然、沼津線の延長事業にも力は入れて頂きたい事ですが、将来的ビジョンとして、総合的に道路整備が進めば、一つの地域の光にもなります。隣の自治体の事だからと言う事なく連携してもらいたいと願ってます。東部地域は自然が豊かで自然との共生と言われますが、地域の活性化に対しての施策はほとんどありません。地域では、富士市は西高東低と言われています。
ですから、東の地域に少しでも将来の希望の光が当たるような質問もしたいと思っています。