忙しい中で絵を見るのも親孝行！！

 

連休中は様々なイベントに顔を出していました。
一日に２度も顔を出したのが、富士市総合文化祭のロゼシアターでの展示部門。 と言うのも私の実母は元気で、87歳になった今も絵を描いています。
連休に入ってから何度か「暇なら、私の絵を見に来て」と電話をかけてきます。
「色々行くところがあって忙しいよ」と言って電話を切ると、暫くすると「どこに行っているの、ロゼシアターに絵を飾ってあるんだけど、見に来ない」と同じような電話をかけてきます。
何度か断っても電話をかけてくるので、「宿場まつりに行く途中に寄るよ」と言うと「何時に来るの？」と確認の電話が掛かってきたので、「11時に行くよ」と答えると「じゃ待っている」と言われました。保育園の運動会の開会式が早めに終わり、約束の時間より早く行けるので、実母に電話をすると電話に出ません。実家の兄に確認すると、地区の体育祭に出かけたとの事。
約束したのを忘れてしまったのかと思いながら、せっかくだからとロゼシアターの展示を観賞してきました。

もちろん実母の紫陽花の絵も確認して宿場まつり向かっていると、実母から、ロゼシアターの入り口で待っているからと連絡が入りました。「もう絵をみたよ」と言うと、「待っているから」と電話を切られてしまいました。歳を取って、耳が悪いのか、ボケが始まっているのか、人の言う事をまるで聞きません。でも、一生懸命、私の事を気にかけてくれます。
親孝行と思い、宿場まつりからロゼシアターへ戻りました。
私の顔を見ると「忙しい？悪いね」と言いながら嬉しそうな顔をしていました。

受付の方々に「また見に来たの」みたいな感じで見られてしまいましたがあらためて実母の絵を見ました。歳を取っても絵を描き続けるのは立派だと思います。

年々我儘になっているような気がしますが、孝行したい時に親は無しと言う言葉がありますので、実父が亡くなった分、実母には孝行しなければ思っています。
一般質問をするよと言うと、迎えに来てと言われました。
議会中だからいけないよ言ってもわかりません。
どこまでも我儘な実母です。