出水期にあたり、水防団の士気を高めると共に、水防活動の指揮系統の徹底、及び水防技術の向上を図る為に富士市水防訓練がかりがね堤で開催されました。
私の住む東部地域は水害常襲地でもあり、水防訓練の実施による水防意識の高揚は非常に重要な事でありますが、訓練を見させてもらい、須津地区水防団手際の良さは目を見張るものがありました。
土のう積、土のう工法、木流し工法、川倉工法、を着手したのですが、どの水防団より早い上に正確でもあります。その上、川倉工法に関しては、須津地区水防団だけ、新しい生木(乾いた木に比べ重いです)での作業でもありますが、正確で早いです。
地域での水害時においては、川倉工法等使う事はほとんどないとは思われますが、作業が早いのは水防体制と水防意識の高い事の表れであると感じます。地元の議員として水防意識の高さは、鼻高々であると共に誇りでもありますが、何より、地域での水害時に際しても心強く感じました。
今まで議会でも水害対策は毎年取り上げてきていますが、行政においても水害被害の減災に向けて取り組みは進められてきています。本年度も河川改修事業として万騎沢、江尾江川支川改修や湛水防除事業の江尾江川調整池18900tの供用に向けての事業が行われることになっています。
(急ピッチで進む江尾江川調整池)
ハード面の整備は勿論ですが、河川改修や拡幅等水害対策は時間とお金がかかりますので、何と言っても、地域においての水防意識は必要な事でもあります。
その意味でも、水防意識の高さは誇りでもあります。
今年一年は豪雨や台風が無いに越したことはありませんが、発生時には力を発揮していただくことをお願いいたします。
*本年度の水防訓練はいつもより訓練前の開会式が例年より、長く、多くの団員から、もう少し開会式の時間縮小が求められていました。(来賓を代表しての5人は多すぎます)