須津川渓谷の現状

実は、昨年の11月議会で質問したかった事に、「須津川渓谷の安全対策について」がありました。
以前ブログにも書いてある通り、昨年の地震、台風、豪雨によりがけ崩れ等で危険箇所があり、地域のふれあい遠足も変更になった経緯を考えると早急に安全対策を取らなければいけない状況でもありました。

当局では、その後、通行止め等直ぐに対応をして頂けたので、質問は見送りにした経緯はあります。
2月6日に市道中里線の通行止めが解除となった事を、HP上で知った為、現状確認に行ってきました。

大きな落石があった場所は片側通行や落石注意の看板はあります。トイレは方面落石の危険がある為に使用が出来ない状況です。(トイレの利用ができないのは本当に不便です)大棚の滝までの間でも、むき出しの石が見えている所は何か所か確認できます。

大棚の滝の入り口駐車場までは行けますが、その先は相変わらず通行止めではありますが、別のルートを取れば大棚の滝にはいけます。(HP上で迂回路は確認してください)

今議会においても、須津川渓谷の市道中里線の補正予算はあげられているもののすべての対応はできていないと思っています。その意味では、現状での利用をしていくには、早急に須津川渓谷の現状の危険箇所の調査はしっかりして頂いた上で、危険箇所を示し、地域住民や利用者には理解をしてもらっての通行をしてもらわねばならないと感じています。(先日開催された須津山財産委員会に置いても、要望はしてあります)
須津川渓谷は地域でもイベント等で沢山の人が利用しています。また、富士市の誇るべき自然財産として、市内外より多くの人が訪れる場所でもあります。話題になっている公共交通を利用しての観光として活かせる場所でもあります。大棚の滝周辺は主要観光施設の位置づけでもありますので、早急に市として安全対策としての整備を進めて頂きたいと大棚の滝を見ながら感じました。

観光面からも今回も質問を考えてみたのですが、施政方針についての質問を致しますので、残念な事にできません。
でも、現状を見る限りでは今年のふれあい遠足が出来るのか地元住民として気になってしまいます。
須津川渓谷の利用の仕方については地域だけではなく、富士市として考えなければいけない事でもあると思っています。