先日、韓国ウルルン島への入国拒否として話題になっていた、自衛隊で”髭の隊長“として有名であった佐藤正久参議院の話を聞く機会がありました。自衛隊OBでもあるが為に、震災直後からの知りうる事ができない被災地で救援活動を続けてきた自衛隊の活動を語ってくれました。
佐藤議員は、自衛隊は今回の災害派遣に対しては、「被災者の為に懸命に人命救助や民生支援にあたる」それを全員の共通認識として、己の命を賭しながら、被災地での厳しい作業に黙々と向き合ってきた姿勢を正当に評価し、自衛隊をしり尽くした議員であるからこそ、自衛隊に感謝の言葉を発信しています。
ちなみに佐藤議員は、震災で活動を含め自衛隊への感謝の気持ちを文章として表すためにも、「ありがとう自衛隊」と言う本を緊急出版しています。私も本は購入しましたが、この本を読めば、今回、話してくれた内容はもとより、自衛隊への感謝の気持ちと親近感が増してきます。(本の宣伝ではありませんが、興味のある方はどうぞ)
また、講演の中で、自衛隊の被災地での動きは、思いやりだけでは務まらないとし、そこには、いたわりの心が無ければ意味がないとしていました。いたわりを漢字で書くと”労り“であり、つまり労働の労であり、気持ちはもちろん大事ではありますが、実際に汗をかかなければ被災地の人達は救えないと言う事を強く強調していました。(政治家も言葉だけではいけないのです)
今、被災者も被災者でない人も、すべての国民は、希望と安心を求めています。
議員は「政治はみんなを幸せにする為に人一倍汗をかく」と締めくくっていましたが、自衛隊の皆様には改めて、感謝をするとともに、“ひげの隊長”は日本にとって必要な政治家であると感じました。