富士市立博物館では、緊急テーマ展として平成23年10月22日より11月27日まで富士市における過去の災害を中心とした「今、地震や津波を考える」〜富士市の災害史〜と題した災害史展を開催しています。
展示では今までの災害状況と今後の想定が分かるような地形の模型もあり、来館者の皆様に防災意識の向上を図る事を目的としています。
現在、日本各地で地震や津波といった災害に対する関心が高まり、危機管理の意識を持つことの重要性が叫ばれています。
先日の浮島での防災講座でも、危機管理課の職員から宣伝がありましたが、議員ボックスにもチラシが入っていたので地震防災対策特別委員会の委員としては見に行かない訳にはいかないと思い行ってきました。
静岡県は40年以上前から東海地震発生が予定されており、今後30年間の間では87%の確率で地震は起こるとされています。宝永の富士山噴火と地震、安政地震、明応の津波等の被害を受けた富士市も大きな災害と深い関わりがある地域でもあります。
展示テーマとして
1、 安政の大地震をはじめとする富士市を襲った巨大地震による被害状況の古記録
2、 中吉原宿に代表される津波や高潮の被災状況
3、 地震の被害想定や避難場所を図示した地形模型
4、 ロシア軍艦・ディアナ号の上院救出の記録パネルや資料等
5、 東日本大震災の災害状況写真パネル
です。観覧料は無料。
歴史を知った上での災害対策は必要な事であると思います。良い勉強となりました。
一度見に行く価値はあります。行ってみてください。
来週、宮城県石巻市、女川町にボランティアを兼ねた視察に行ってきます。