神谷の遠藤クリニックから尾根道を北へまっすぐ3キロ行ったところから、大荷土場と呼ばれる所があり、そこから山道を2キロほど尾根伝いに歩いたところに小麦石砦または、江尾城・山城と言われる場所があります。愛犬のランと行ってきました。
ところで小麦石砦って知っていますか?
実は地域に住んでいながら、小麦石砦と言う場所を私は知りませんでした。
須津ふるさと愛好会の皆様が桜と紅葉の下草刈りの時に、その場所へ整備に出かけると聞き、そんな場所があるんだと思いながら、どんな場所か行ってみたい気はありました。でも用事もあり、時間が無いために一緒に行くのは断念しました。ただ、あきらめ切れない為に、改めて個人的に小麦石まで行ってみたのですが、一人では寂しいので犬のランを連れて行ってきました。片道45分、途中に、江尾江川の原水である一杯水を通り、台風の影響か倒木をした山道を歩いてきました。偶然にも前をしかが通り過ぎました。思わずびっくりです。
目的地の小麦石は、長さ8メートル、幅4メートル、高さ3メートル位の大きな石が2つあり、その石の表面がぶつぶつしていて小麦をばらまいたような感じである為に、「小麦石」と呼ばれるようになったそうです。また、小麦石は目印になるので砦としての役割を担い、今ではそれらしき跡はありませんが、小田原の北条氏が構築して、武田氏に対抗した小屋の砦でもありました。ですから、小麦石砦は、江尾砦、江尾城、山城等とも呼ばれています。
とにかく行ってみなければ、どんなものか分からいないし、人に聞かれても答えられないので犬と一緒に無理して行って来て良かったです。
いい、運動にもなりました。