地デジ移行の周知活動

2011年7月24日をもって地上デジタル放送に移行に伴い、アナログ放送を終了いたします。国の施策ではあるものの、未だ課題(リサイクルや不法投棄、難聴地域の解消、低所得者や高齢者へ対応)、も多く、その上、景気も悪いので、いくら安くなったとはいえ、はたしてまだまだ高額なテレビへの切り替えがスムーズにできるのか心配になります。

私は、議会においてもいち早く平成19年11月に「地上デジタル放送移行に伴う問題について」を一般質問をしています。

地デジ移行への周知は、テレビの右上にはアナログ表示が出ていたり、CMでも地デジ移行が流れています。地デジ普及のマスコットの地デジカもあちらこちらで見かけます。周知に関しては、デジタルサポート員による普及指導を始め、政府はあらゆる情報手段を使いスムーズな移行を進めていますが、当然、テレビを扱う家電販売店においても大々的に取り組んでいる事でもあります、

(目録を渡す鈴木支部長)(市長を囲む役員さん)(交換前のアナログテレビの前で)

そんな中で、地デジ移行の周知を始め地域貢献の一環として地域の電器屋さんで組織する静岡県電機商業組合富士支部が、組合設立50周年の記念として、市へ37型の薄型液晶デジタルテレビを寄贈し、その結果、市役所2階の待合室電光掲示板中央に設置する事になりました。市役所2階では4月からワンストップサービスが始まっており、多くの市民が利用しています。私も、順番を待つときに見ていたテレビが旧型でどのように対応していくのかとは思っていたのですが、これで今までの旧型のアナログテレビからデジタルテレビに替わリ一安心です。

私も寄贈式には電機商業組合の総会でその事について聞いていたので、立会をさせてもらいました。

2011年7月25日からの地デジ移行については、総務省で発行しているパンフレットによりますと、地上テレビ放送のデジタル化の理由として、大きく4つあげています。
その1として、電波はすでに目一杯使われ、アナログ放送のままではチャンネルが足りない状況になっています。デジタル化すれば周波数に余裕が作られ、空いたチャンネルで、更なる情報化社会の為に電波を使えるようになります。
その2として情報サービスの高度化、テレビがもっときれいに便利になり、高齢者や障害のある方へのサービスが向上します。
その3としてネットでテレビがつながり、誰もが情報化の恩恵を受けられる社会となります。
その4として放送のデジタル化により様々な分野に経済効果が波及し日本経済の活性化につながるとしています。

新しく寄贈されたテレビが設置された市役所2階においては、総務省から委託を受けているデジサポの方が説明、相談会を実施しています。展示してあるデジタルチューナーは5000円程度ですが、設置相談は少ないとの事でした。

後、1年ちょっとですが、間際だとテレビが無いとか忙しくて対応できないと言う事も考えられますので、私も先日思い切ってテレビを変えました。準備は整えましたが、延期と言うような事態にならなければいいのですが・・・
地デジ移行へのカウントダウンは始まっています。
その為にも普及周知をしていく為に、街の電器屋さんの皆様にも更に頑張って活動をしてもらわねばと思っています。