予期していた事が起こりました。

 こんな事を書いていいのか悩みましたが、
9月17日に予期せぬ事が起きました。
ちょうど1カ月経ち、10月17日予期していた事が現実となりました。

1か月前の予期せぬ事とは、私の母が、9月17日の朝、父の朝食の準備をしている時に突然倒れました。私も市役所へ決算議会へ出かけようとして準備をしていると父から母が倒れた事を聞き、駆けつけると床に倒れており、声をかけると反応がありました。しかしながら、父から頭を打ったと聞いていたので動かす事は止め、すぐに救急車を呼び、対応をして頂きました。残念なことに中央病院では受け入れてもらえず、その後、富士宮の脳研へ搬送されました。
 病院に着くとすぐに医師から、ひどい脳出血であり、すでに死の徴候である瞳孔が開き始めている1分1秒を争う状況であることが説明され手術室にはいりました。救急レベルが9段階あるうちの最高の9にランクされる状況である事は後から医師に聞かされました。手術は8時間余掛かり終わり、一命は取り留める事が出来、一応は脳手術は成功しました。しかしながら、呼吸はしているものの、脳へのダメージは脳幹まで及び意識と言語の機能を奪い、目をあける事も口を利く事も出来ない状況である事は医師から説明がありました。更に、今回の出血によりすぐに命にかかわる事は無くなりましたが、今後、意識は戻ることが無い事、また、肺炎などの合併症により心肺停止は考えられる事等説明されました。母はその日を境に病院で寝たきりになってしまいました。私達、家族にとっては本当に予期せぬ出来事で生活様式も変わってしまいました。
 金曜の夕方、夜、議長就任のお祝いがあり呼ばれていたのですがその前に、病院に呼ばれ、脳からの指令が心肺にも行きにくくなっている状況であり、老齢であるのですぐとは言いませんが、突然の心臓停止もあり得ると言われました。予期していた事とは言え、突然倒れ、脳死となり植物人間として1カ月過ぎた昨日、母はついに心臓まで止まってしまいました。
 いつかは来る事と予期していたものの、あまりにもあっけなく母は亡くなりました。予期していた事とは言え、ショックであり残念です。
 でも、本来なら1カ月前に亡くなっていたのかも知れません。母は1カ月の間には孫にも母の兄弟にも会え、そりなりに意識の無い中で懸命に生き、病院での生活を全うしたと思っています。
 今後、葬儀が終わるまで、色々と多忙となりますのでしばらくプログは休みます。