大棚の滝を有する自然豊かなバンジージャンプで話題になっている須津川渓谷は、富士市の、地域の誇るべき、そして守るべき場所でありますので、私の住む須津地域では、毎年、地域をあげて須津川クリーン作戦を行っています。
私も参加してきたのですが、相変わらず、気に成るのは、バーべーキューの後始末が出来ていない事です。クリーン作戦や下草刈りを定期的に行う際に、以前よりこのことは問題になっていますが、バーべーキューをやる事を制限はできないとの事です。ごみを持ち帰るのはもちろんですが、後始末をしっかりとやってほしいと地域からも要望は出ています。
その意味では、今年の6月1日から富士市マナー条例が施行されており、自らのまちに愛着を持ち、快適な生活環境を保全・創造することで、人々が永く住み続けたい、何度も訪れたいと感じる魅力に満ちた美しいまちを築く為に、ポイ捨て等、ごみを捨ててはいけない事が規定されています。
それを受けて、マナー条例を謳った「ごみを捨ててはいけない」事を促す看板も須津川渓谷にも設置されていますが、その設置された看板の直ぐ近くにおいても、何か所も、バーべーキューが行われており、ごみが捨てられています。
相変わらずの心無い利用者には残念です。
現在、試行期間とはいえ、バンジージャンプが始まり、先日も地域を交えての意見交換会がありましたが、既に、1000人以上の人がバンジーを飛んでおり、市外よりも多くの人が須津川渓谷に訪れ始めている事が報告されています。今後も継続の可能性はあり、さらに多くの人が訪れる場所になると思っています。多くの人が訪れる場所であるからこそ、きれいに利用しなければなりません。11月27日にも、1000人近く参加するふれあい遠足が行われます。
保全と活用を進めていく上では、マナー条例においての罰則の強化をしての、須津川渓谷を重点区間に指定しての管理も必要になってくると感じます。