人も輝くステンドグラス展

 富士市には、素晴らしい市民芸術家が多くいます。いくつになっても、趣味を持ち、生き甲斐を持った生き方が出来てる方は輝いて見えました。

 建設水道委員会の議案審議終了後、私の知り合いの奥様が、教えているステンドグラスの作品展の案内を頂いていたのでロゼで、開催されている「トンボの会」主催のステンドグラス展を見学をしに行きました。
 偶然ではありますが、名前を記帳しようとすると、見たことのある名前と住所、私の妻が見に来ており、約束していた訳ではなかったので、ちょっと驚いてしまいました。お互いに忙しいので、時間がなかなか合わなく、2人で出かける事はあまりないのですが、幻想的な光を放つ、素晴らしい作品を2人で堪能させて頂きました。

 作品の素晴らしさもさることながら、この作品展で、出展している、市川さんは、80歳という年齢(80歳には見えません、もっとお若いと思っていました。)にもかかわず、ステンドグラスの制作に取り組んでおり、季節毎のテーマのステンドグラスには物語りがある作品に仕上がっていました。また、ご自分の作品を、お子様や、お孫さまにプレゼントをしたりして、大変に喜んでもらっていると言う事を、にこやかにお話を聞かさせて貰えましたが、作品以上に、市川さんが輝いて見えました。いくつになっても、何か取り組んでいる人は素敵です。

 今回の作品展は、ステンドグラスの愛好家がつくる、「トンボの会」が主催ですが、名前の由来は、ティファニーランプにドラゴンフライのデザインがある事とと10人の方が集まっての会でテンとトンを掛けて付けてあるそうです。幅広い年齢層で集まり、趣味を通じての情報交換の会でもあるそうで、展示会では和気あいあいと協力し合っての設営をしていました。とりわけ、知り合いの奥様は、忙しそうに、来場者の対応をしており、作品の話をする時、キラキラと輝いていました。

 私の家には、今回出展されている、知り合いの奥様の作品があります。前にある会で、その方のステンドグラスが欲しくて無理して譲り受けましたが、その後、部屋の隅にあり、あまり気にしてませんでした。本日、家に帰り、改めてよく眺めてみました。「いい感じのランプです。」作品展を見てきて感じたのですが、作った方の思いもあると思いますので、玉には電気をいれ、眺めたりして大事に扱わなければとつくづく思いました。