地域の課題

 すどふるさと愛好会の例会に呼ばれており、まちおこしの課題について、講演を終えた中で、意見を述べなければならないと、宿題をだされています。
 すどふるさと愛好会に関しては、私の父が発足の時に関わっていたそうです。私が選挙に出る事を決めた矢先に、病気になり、入院後は思うような活動ができなくなって、すべての団体の活動は辞めてしまいました。今は会員ではありませんが、須津のふるさと郷土を調べたり、散策をしたりしながら、まちづくりに関与する主旨の会のようです。
 事務局をやっている笹ケ瀬先生は、私の吉原第3中時代の恩師でもありますが、地学学会の会員でもあり地質に関して大変権威のある先生です。中学生時代には、よく須津川渓谷に石の採取に来て、プレパラートを作り、研究発表に取り組んだことも覚えています。
 学校を卒業し、会う機会もなかったのですが、10年以上前に、須津小学校でPTAの役員になった時に、校長先生として、再会をすることになりました。ちょうど125周年の事業を行った時で、いろいろな事をやらされた事を思い出しました。(芸能人の渡辺徹を呼んだのもその時です)
 その先生に呼ばれたので行かない訳にはいきませんが、先生の前でしゃべるのは、ちょっと抵抗があります。いつまでたっても先生は先生なので、気がひけます。
 まちづくりの課題と言う事なので、須津一万歩コースを含めた須津地域一帯をぐるーと散策してきました。予算付けをされている、浮島釣り場公園、浮島が原自然公園、須津川渓谷、大棚滝、東部土地改良区また、各種寺院やはり歴史と文化と自然のある地域なので、自然を活かしたまちづくりが求められています。多少不便な所もありますが、住みやすい地域なのかもしれません。
 今後の課題に関しては、人が集まる場所づくり、そして、これはどの地域においても言える事だと、思いますが、少子高齢化が進む中での地域力の強化だと思います。災害においても、いろいろな地域活動においても多くの人が携わる事をいかに進めていくかがポイントにつきます。
 自然を活かした観光ポイントも可能です。自然が多い地域なので、観環境保全活動に取り組むにしても、地域と行政が連携して進めればと思っていますが、地域力がないと進み方が全然違うと思います。多少古くからの人が多い為、保守的な所があり、いろいろな取り組みに対しては、抵抗もありますが、まとまれば大きな力になると思います。いかにまとめていくかが課題だと思っています。
 これからのまちづくりは、すべてにおいて協働と言う事が求められています。自分達の住んでいる所に愛着を持ち、住んでいたい場所にする為に、自らも関与する必要があります。自然の多い須津地域では、ふるさと愛好会の人にも協力を仰ぎながらそんな活動をしたいと思っています、
 
 地域の結束という意味では、昨年の水害の時から江尾地区では、、地域問題として毎月水害対策会議を開催しています。日頃よりの地域力を強化する為にも必要な事だと思います、