キズナ無限∞の島事業は、民宿に泊まるからできる事。

CIMG3604今回、キズナ無限∞の島事業に参加して、この事業の目的である体験・交流・キズナ学習において欠かせないのが民宿の存在である事が確認できました。
研修生が同じところに泊まるのではなく、それぞれの班もしくはブロック単位で、気仙沼大島にある民宿に分かれての体験、交流、キズナ学習が行われます。ですから、泊まるところの民宿を経営している方が、事業期間での研修生のお父さんであり、お母さんでもあります。
このお父さん、お母さんの存在が研修生にとって重要な存在であります。
私も家庭的なふれあいを感じながら、十八鳴(くぐなり)さんでお世話になりました。民宿によって多少食事も違っていたようですが、研修生に聞くとどの民宿でも食事は美味しく、食べ過ぎてしまうそうです。
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体験プログラムで民宿の方から学ぼうがありましたが、わかめの芯抜き、ホタテ・あわび、うにの造り、網とかし等々と海辺の民宿だからできる貴重な体験ができます。見学をしながら感じた事は、このプログラムに関しては、民宿や漁師さんの職業を学ぶという意味合いもあり、職業観と言う点からもキャリア教育であると感じました。ただ、民宿に泊まるからできる事でありますので、今後、この事業を続けていく上で1つの課題としては、民宿の確保があります。
現在、島には11の民宿があり、その民宿を今まではお盆の最中に借り切って行っていましたが、富士市の研修生の受け入れだけで民宿はいっぱいの状況は、他のお客さんや島へ帰ってくる人の受け入れが出来なく、民宿側の要望で宿泊を今までより一日少なくして、国民宿舎へ泊らざる得なかったと聞いています。
キズナ無限∞の島事業の今後の課題の一つしてはお盆の期間に民宿での宿泊を確保できるかにあると思います。場合によってはお盆の最中での事業開催も考えなけらばいけないのかもと感じました。