サンタはやってきません。

「サンタクロースってお父さんじゃん」
何年か前に、下の娘に何気なく言われ、我が家のサンタクロースはいなくなりました。

その言葉を言われるまでは、毎年、子供達が欲しがっているものを、会話の中でリサーチしながら、事前にプレゼントを用意し、25日に日が変わってから子供の寝ているのを確認してから、そーと枕もとにプレゼントを置いていました。そして、朝、子供が喜ぶ姿が何より嬉しかった訳です。
 それまでは、子供達の夢を壊してはいけないと思い、毎年、忙しい時を、苦労しながら我が家のサンタクロースを演じていたのですが、成長するにつれ、欲しがるものが複雑になってきており、買いに行けない状況ではお金を渡そうか悩んでいました。
 それが、サンタが父親と断言されたら、夜中にプレゼントを渡す必要もなくなり、急に楽になりました。
子供には、
「家には、残念ながら、もうサンタクロースは来ません」
と告げたのですが、臆面もなく、
「別にお父さんが、プレゼントくれればいいじゃん。前からそうだったじゃん」
と今まで苦労してやっていた事が、音を立てて崩れていきました。
「一年間頑張った子にサンタはくるんだよ」
言い続けてきたのですが、子供達は、知っていながら、
「サンタさん今年は来るのかな。私の欲しいものがわかるのかな」
と可愛らしいこと言っていたのですが、実は、(お父さん、ちゃんと私の欲しいものを買ってきてよ)といつも思っていたのかと思うとがっかりです。
と言うことで、今年も家にはサンタ来ていませんが、きっと、近いうちにお店へ連れて行かれ、何かを買わされる羽目になると思っています。
サンタの服を着て、ドキドキしながら、夜中にプレゼントを挙げた事は、もう、昔の話になってしまいました。
  でも、今年も、メリークリスマス!!!!