富士市の防災拠点施設整備として、吉原汚水施設場跡地へ大規模災害に備え、防災用倉庫、防災用ヘリポート、耐震性貯水槽タンクを併設し、災害用資機材や被災者用備蓄物資などの備蓄拠点、また、道路・橋梁等の破損や津波災害などにより孤立した地域への空路運搬拠点、他市との支援物資の運搬拠点として整備を進めています。
その富士市防災ヘリポートの開所式に参加してきました。
防災ヘリポートは直径50メートル、中型ヘリコプター対応で、災害時での孤立集落等への飲料水、物資等の空路搬送拠点として活用されると共に、災害以外にもドクターヘリの利用もできます。開所式では、市長来賓等の挨拶及び施設概要の説明後にテープカットがなされました。また、防災倉庫視察後、静岡県消防防災ヘリコプター離着訓練・機体展示がありました。
今後、水道施設として配水地も建設されます。熊本での大震災により、早急な災害への備えは必須であり、富士市の防災拠点としてのヘリポート整備は心強いものでもあります。
できる事なら、利用することが無い事が望ましいものであるものの、市民にとって安全・安心の構築の為にはなくてはならない施設の1つである事は間違いありません。
建設中の配水池も含め、更なる整備は求められます。