戦没者追悼式で思う事

 8月15日、65回目の終戦記念日に私は、議員として毎年開催されているロゼシアターでの戦没者追悼式に参加しました。毎年同じような内容のブログを掲載していますが、この追悼式で、自分自身の心にも刻み込まなければいけない事でもあり、忘れてはいけない事とし掲載し続けなければいけない事でもあると思っています。

富士市での追悼式は例年とは違い、ロゼシアターの大ホールから中ホールで開催されました。この事は、戦争が終わり65年の歳月は遺族の方々も高齢となり、遺族会の方が少なくなっている現状を表しています。しかしながら、どんなに遺族が少なくなろうとも、どんなに年数が過ぎようとも、戦争があった現実は風化させてはいけないことであり、今ある平和がどのようにして成り立ってきたのかと言う事は語り継がなければいけない事でもあります。戦争で散って行った人たちへの追悼は勿論の事、今ある平和に感謝すると共に、これからの恒久の平和は守り続ける義務があると思っています。また、戦争と言う悲劇を再び起こしてはならないという遺族の願いは基より、すべての人が平和について考える機会でもあると思っています。
  

政府主催の全国戦没者追悼式に合わせ、会場には中継放送が流される中、正午の時報と共に、黙とうを捧げ、市内3796柱の慰霊をしました。この事で、戦争を知らない私を含め参加している人たちが、しっかり次世代に引き継い出く事は、大切な事であると思っています。

平和とは何かを感じて貰いたいと思い、私の娘達も、ロゼシアターで開催されている「平和のための富士 戦争展」に行かせました。
(2人3脚産の前で)  (国宝級??薬さん)  (花火大会)

 その後、境にある特別養護施設の2人3脚さんの夏祭りと川尻の薬さんのお祭りに顔を出し、夜は子供たちとバーベキューをして花火大会と忙しいとはいえ、改めて今ある、生活がいかに幸せであるのか感じずにはいられませんでした。