昨年の暮れに新しくなった三日市の浅間神社の憲法記念日に毎年行われる例大祭に参加してきました。新しくなったせいもあるのか、例大祭には多くの神社関係者、氏子、企業、地域等より多くの方が参加して盛大に執り行われましたが、今年は祭典の式中に、広くなった社殿において、富士市の伝統文化として鵜無ケ淵神明宮御神楽が披露されました。
近くに住んでいながら鵜無ケ淵の御神楽なるものを知らなかったのですが、鵜無ケ淵神明宮御神楽は鵜無ケ淵地区に幕末から明治期に伝えられ、現在に至るまで同地域で大切に伝承されてきた伝統神楽で地区の保存会によって活動がなされているそうです。笛・太鼓に合わせ獅子舞のような素晴らしい神楽の踊りは、社殿の雰囲気に相まって見入ってしまうと共に感心してしまいました。
桜井宮司の話では、今月29日に竣工式が行われますが、その竣工式合わせ、社殿や境内においても、今回の鵜無ケ淵神明宮の御神楽をはじめとする伝統文化の発信を予定しているそうです。
新しくなった社殿は、県内でも静岡神社に次ぐ大きさであり、今後、神社を中心とした富士市の文化の発信にも力を発揮してくれる施設としても大きな期待を感じています。