2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの気運の醸成の前に、本年、開催されるリオオリンピック・パラリンピックが開幕まで200日を切っています。そのリオでのパラリンピック国内の代表争いも佳境に入ってきています。
富士市の静岡県富士水泳場では、水泳種目競泳陣にとっての派遣選手の最終選考大会が3月6日(日)に「平成27年度春季静岡水泳記録会」として開催されました。私は、昨年の岳南法人会で、既に世界選手権で金メダルを獲得してリオに内定している、木村敬一選手を講師に呼んでの講演会を開催した際に、富士市で開催されるこの大会の事を聞いており、木村選手の応援に行ってきました。
日本のリオ大会出場資格枠は、国際パラリンンピック委員会(IPC)より、男子12、女子7の19枠が配分されていますが、その重要な記録会でもありますので、各局のテレビや新聞等のマスコミが多数入っていました。ただ、一般の撮影は禁止されており、厳重チェックの上、写真撮影に際しても許可が無いとできませんので、私も写真撮影の許可をもらっての撮影をしています。
この記録会には204人の選手(男子143人、女子61人)がエントリーしており、日本身体障がい者水泳連盟(JPSF)が昨年末に発表した派遣選考条件を満たした選手が、「リオ代表候補推薦選手」となるそうです。
市民にはあまり知られてないようですが、富士市においても、このような全国レベルの重要な大会が開催されています。ぜひとも、このような実績を踏まえ2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおいての水泳の事前合宿の誘致は進めて欲しいですが、富士ハイツ跡地への宿泊施設は2019年となっています。議会でも求めましたが、前倒しをしても建設を進め、早い段階で、トップセールスは行ってもらいたいと強く思いました。
応援に行った木村選手はバタフライでアジア新記録を出しています。
今大会で選ばれたリオパラリンピックの派遣選手の皆様おめでとうございます。
あらためて木村選手には、リオで悲願の金メダルを目指すことを心から期待します。