議員としての活動はもちろんですが、企業経営していく上での刺激をもらいに、富士市の中でも卓越した若手経営者である東名電気の上柳社長が主催する~京セラアメーバ経営講演会~『京セラアメーバ経営』についてが開催されていましたので参加してきました。アメーバ経営とは、現京セラ名誉会長・稲盛和夫氏が考案し、自身が自ら創業した京セラ、および第二電電(現・KDDI)などで適用されている管理会計手法でありますが、東名電気さんは現在、京セラの太陽光設備のFCでもあり、また、上柳社長は創業者の稲森会長の経営理念に心酔しての取り組みだそうです。アメーバ経営では、組織をアメーバと呼ぶ小集団(6~8人)に分け、各アメーバのリーダーが、それぞれが中心となって自らのアメーバの計画を立て、メンバー全員が知恵を絞り、努力することで、アメーバの目標を達成していきます。そうすることで、現場の社員ひとりひとりが主役となり、自主的に経営に参加する「全員参加経営」を実現しています。生き残る企業は経営理念と経営システムの活用で経営力が推進され企業文化(風土)が構築されるとしています。
その為に素晴らしい経営理念を実践できるリーダーが必要に成りますので、アメーバ経営が必要となります。アメーバ経営については、専門のコンサルによって複数回に分けて講演が行われていますが、(ちなみに研修費用は40万円だそうです)今回は概略と組織やルールのポイント、実際の導入事例に絞っての説明でした。
企業において強い組織風土をつくる事が厳しい社会においても生き残る方法であると強く感じました。アメーバ経営は市役所においても、市民に求められる強い組織を作る事や財政状況が厳しい中での一人一人に経営者感覚を持たせる上でも参考になるのでは・・・・