連日激しい暑さが続いています。
富士市において私が住む須津地域にある愛鷹山系随一の自然を誇る須津川渓谷にある高さ21メートルの大棚の滝は夏の暑さを和らげる場所でもあります。現在、須津川渓谷には自然の涼を求めながら、水遊びやBBQをやりに多くの人が訪れています。市民にとっては自然を満喫しながら楽しめる憩いの場所として、もってこいの場所であることは言うまでもありませんが、今のままの須津川渓谷の利用状況は果たしていいのかと言う疑問もあります。
夏真っ盛りと言うこともありますが、せっかく涼を求めて大棚の滝を見に来ても滝では沢山の人が水遊びをしており、滝周辺には人、人が場所を取っています。特に今外国人が多いです。
滝壺近くに行きたくても人の荷物が置かれており、周辺では禁止されているBBQもしています。この光景は滝を鑑賞に来た人たちとっては景観的には良くありません。中にはビールを飲みながら水遊びをしており、高いところから飛び込んでいる姿は危険を感じます。(事故が無いことを祈ります)
例年地域でのクリーン作戦でも問題になりますがBBQの後始末も良くなく、ごみも目立たないところに捨てていく人もいます。また、恐らく滝壺周辺にはトイレもありませんから、見えないところで多くの方が用を足している事は考えられます。
駐車場に入れない車は路上駐車がされています。途中の駐車場に入れない道路にもあちらこちらで列をなして路上駐車されていますので、歩いて須津川渓谷を楽しむ方にとっては危険です。
BBQや路上駐車については夏場だけでなく春、秋の行楽シーズンにおいても同じで、大棚の滝周辺だけではなく、須津川渓谷の多くの場所で同じような光景を目にします。自然を保護しながらの観光利用は行政課題でもありますので、今までも私は議会で須津川渓谷の利用の仕方については取り上げてきました。現在、観光課が窓口となり須津川渓谷の総合的な整備計画が進められています。本来なら既に整備計画が示されなければいけない状況であると思っていますが作業は遅れているようです。
須津川渓谷の事については何度もブログでは掲載していますが、大棚の滝がある須津川渓谷は素晴らしい場所であり、富士市の財産であると思っています。地域においても草刈りやクリーン作戦等々環境整備を進めていますが市内外の多くの人が気持ちよく利用できる為にも整備計画のもとでの規則を組み込んだ利用管理は早急に必要であると感じます。
夏休み中です。まだまだ、利用者は多いと思います。水遊びをする人は事故や怪我がないよう、くれぐれもお酒を飲んでの水遊びは気を付けてください。立ち入り禁止場所でBBQはやらないようにまたやられている方は、後始末はもちろんごみの持ち帰りは徹底してください。
常識のある行動は望みます。