富士市の小長井義正市長は10日の市議会2月定例会一般質問で市役所屋上「ミエルラ」の展望デッキにつりさげ式の鐘を設置し、あらたな観光スポットとしていく考えを示した。荻田丈仁氏(市民クラブ)に答えた。
ミエルラは富士山を眼前に一望できる眺望ポイントとして改修工事を実施し、昨年2月オープンした。今年1月には北側フェンスに男女の名前やハートマークが書かれた2つの愛の南京錠がかけられているのが発見されるなど、男女のとわの愛を誓うスポットとしてじわり注目を集め始めている。鐘は市内の社会奉仕団体からの寄贈を受ける予定。小長井市長は、「新たなハッピースポットとして市内外から多くの皆様が訪れる施設となるよう有効活用につなげたい」と述べ、話題性や意外性のある新しいイベントを企画し市のシティプロモーションとして今後の展開に期待を込めた。
3月11日静岡新聞掲載記事