250年ぶりの神殿立て直しが事業が進む三日市浅間神社において、基礎工事を終えた造営場で古式に則った神事「立柱祭」が行われましたので参加してきました。立柱祭は本体工事開始にあたり建物本体を支える90本の柱の中で最も重要となる最初の柱を立てる行事です。
最初に立てる柱は6月の行われたお木曳行事で運ばれた材木を加工しており、長さ5.09m、直径39㎝重さ290キロの吉野ひのきです。
立柱に際しては、クレーンで神木をつり上げての作業後、木づちで根固めの儀が行われ、無事柱が立てられました。その後、関係者が玉串奉てんをして工事の安全を祝いましたが、順調にいけば来年の10月には完成の予定です。
建て替えられる神殿は今よりかなり大きな神殿となり、県下有数の富士山の麓の神社としても多くの人が訪れる場所として富士市の賑わいが期待できます。
その意味でも完成が今から楽しみでもあります。