市民ふれあいバンク

 
 市役所の帰りがけに、宇東川にある、リサクル品の販売や手作り石鹸をつくっている、障害者就労支援施設である、市民ふれあいバンクに寄ってきました。

 これまでの心身障害者小規模授産所及び小規模通所授産施設が、平成19年4月に「障害者自立支援法」のサービス体系の「就労継続支援(事業所」及び「就労移行支援事業所」の指定を受け、「障害者就労支援施設」という名称になりました。 
 富士市には、障害者就労支援施設として、1、鷹身工芸社2、竹の子3、よしわらつくし4、ひめな5、まつぼっくり6、ふじひろみ7、ふれあいショップあゆみ8市民ふれあいバンクの8つがあります。

 今回、放置自転車は一体どこへ行っているのか調べているうちに、行きついたところが、市民ふれあいバンクでした。放置自転車の有効利用として、整備した後、販売しているという事で、どのようになっているのか興味があったため、見学させていただきました。

 10年くらい前から、自転車の販売をしているそうですが、2か月に1回市より50台から100台持ち込まれ、非常に好評で、整備するとすぐに売れてしまう状態だそうです。部品が足りない部分は、他の自転車から補って整備しています。
 自転車の値段は、4000円から5000円で、企業からも注文があるそうです。古着も多く扱っていますが、自転車の整備工場が一番場所を取っており、一生懸命に整備をしている姿が印象的でした。
 福祉とリサイクルをドッキングさせ、昭和58年に小規模授産所として開所以来、市民のリサイクル意識と福祉の理解の向上によって順調に販売実績をのばしてきました。現在、自転車販売は、稼ぎかしらであると思われます。
 放置自転車が単に廃棄処分されるのではなく、有効に利用されている事を、見学でき、勉強になりました。