一般的に敬老の日は9月15日ですが、富士市での敬老会事業が9月6日よりスタートし9月28日まで市内各地の公会堂、社会福祉施設、老人福祉施設等で開催されていきます。私も浮島地区の敬老会に参加してきましたが、浮島地区での対象者数は233人で敬老会参加者は79名で欠席者は154名でした。ちなみに富士市の平成26年度の敬老会対象者は76歳以上の人[昭和14年4月1日以前に生まれた人]で今年6月15日現在で27939人、市内総人口の10,8%に相当します。
浮島地区敬老会での壇上から元気そうな皆様を見ていて想う事は、お祝いに参加できている方は幸せな事であると感じます。と言うのも、敬老会において欠席者も多い事を聞くと体が不自由であったり、其々の理由はあるようですが、長生きをしていく上では、日々の生活において好きな事をやったり、好きなものを食べたり、外に自由に出かけられる活動が出来る事は大切な事であり、敬老会のようなイベントにも積極的に参加できる方は幸せであります。実は私も養父も89歳でありますが、足腰が不自由でほとんど家からは出かけなくなっています。ですから、敬老会対象者であっても敬老会に参加できません。また、私の養母は5年前に敬老会を前に突然倒れ、亡くなりましたので、当然参加はできませんが、生きていれば88歳で米寿の祝いでもありました。その事を考えれば、敬老会事業に参加できている方は羨ましく思います。また、養母の生まれは、かつては、沼津の根小屋から富士市境までを浮島村と言われていた頃の平沼であり、浮島地区の米寿を迎えられた方とはお友達の方も多いです。挨拶で回ると、母の事について話される方もいましたので、これからも元気で養母の分まで長生きしてもらいたい事は伝えてきました。家族にとっても敬老会に参加できるような状況は幸せであると感じています。
9月15日も地域の敬老会に参加予定ですが、いずれにしても敬老会に参加してあらためて思う事は家族の願いは、いくつになっても元気でいてくれる事であると思っています。