吉原祇園祭で、30年ものの亀を・・

吉原の祇園さんが6月8日9日と開催されていますが、初日から多くの人で賑わっていました。選挙やお見舞い、通夜等々忙しい中をぬってお祭りの雰囲気を味わってきたのですが・・ちょっと寄った先で、またしても家族に怒られそうな事をやらかしてしまいました。

実は、お祭りで飲むつもりはなかったのですが、知り合いの方がお店を出していたので、ついつい飲んでしまいました。その結果、気持ちが大きくなってしまい、カメやヤドカリの出店に立ち寄った際、急にカメが欲しくなってしまいました。それもミドリガメ等の外来種のカメではなく、国産の日本石カメを・・・・子供の頃から、お祭りに行くとたいていカメを買っていた記憶があります。家に帰って甲羅に穴を空けて外で飼っていると気が付くと逃げ出してしまい、またお祭りになると買うという繰り返しでしたが・・・大人になってからはペットショップへ行って買った事もあります。しばらく飼っていましたが気が付いたら死んでしまいました。最近は、カブトムシやクワガタを飼っているのですが、ついつい飲んだ勢いもあり、カメを見た瞬間、血が騒ぎ、お店のおじいさんにどのくらいカメが生きるのか聞くと、
「100年以上だよ」
「ほんと!」
「ホントだよ、ここにいるカメも20年、30年ものだよ」
「え〜そんなに生きてるの」
「生きるよ、おれだって85歳だよ」
「そ〜なーんだ」
「つるは1000年、カメは万年って言うじゃないか!」
「そーだね、じゃ長寿の縁起物で、一番でかい30年ものの日本石亀をちょうだい!!」
「わかったよ、威勢のいいやつをもってきな」
と言うよくわからないやりとりで甲羅が20センチ以上ある石亀を買ってしまいました。多分お酒が入って無かったら買う事はなかったのですが・・・
でも、冷静に考えたら、普通、日本のカメが本当に100年も生きるのでしょうか、屋台で30年も生きている亀なんて売っているのでしょうか、なんとなくちょっと騙されているような・・・まあお祭りだからいいか・・・と言い聞かせていますが・・・

(一番大きな布団を入れるケースに石や草を入れ、エサはサクラエビです)

という事で、妻には「変なにおいがする」と文句を言われながら、カメの飼育を始めました。