「安田姉妹コンサート」すごく良かった!!!!

安田姉妹と言ってもちょっと分りづらいかもしれませんが、安田姉妹とは、由紀さおり・安田祥子さんの事で、その安田姉妹コンサートが、岳南法人会が主催するチャリティーコンサートとして開催されました。

岳南法人会が開催する人気のイベントで毎年どんな方を呼ぶのか気になっていましたが、今年は、由紀さおり・安田祥子姉妹でした。妹の由紀さおりさんは、40年以上前に、デビューして、ルール—ルール—でお馴染みの「夜明けのスキャット」や「手紙」等々がヒット曲として有名でしたが、姉の安田祥子さんとユニットをくみ、童謡や唱歌を歌いだして、もう25年になるそうです。紅白でも歌ったトルコ行進曲が有名ですが、正直、安田姉妹さんも60歳を過ぎており、童謡や唱歌を歌うコンサートは、なんとなく年よりくさいようなコンサートと言ったようなイメージがありました。(ごめんなさい)
でも、イメージと違って、すごく良かった。私の娘も聞きにきていましたが、感動していました。と言うのも、声もきれいな事は勿論ですが、唄の構成も家族の歴史のような形で進めてくれ、子どもの頃歌ったどこか懐かしく、心を和ませる雰囲気があり、また、合間合間の由紀さおりさんのウィットに富んだ会話は飽きさせる事がありませんでした。
特に、最後に2人が語った言葉が響きました。
「童謡や唱歌は小学校や中学校において、余り謳われなくなっており、教科書やテレビ、ラジオからも消えつつあります。早いリズム重視の音楽ではなく、安定した穏やかなメロディーが心を落ち着かせます。童謡は、日本語のイントネーションに沿ってメロディーがつけられており、言葉の教育、季節の情景、歴史の理解においても必要なものであり、子どもにとって大切なことでもあります。」
本当にその通りだと思います。
家族の絆や確かな学力と豊かな感受性を育むためにも、童謡や唱歌は現在の教育に必要な事であると感じました。
何か忘れていた事を思い出させてくれたコンサートでもありました。
(安田姉妹を囲んで、記念写真を撮りました)

忙しい生活に追われる私自身も歌を聴きながら、豊かな気持ちになりましたし、トルコ行進曲は、身震いするほど素晴らしかったです。
本当に大勢の人に聞いてもらいたいコンサートであると思っています。