環富士山都市シンポジウム

新春鈴木尚市政報告会において、4市1町(富士市、富士宮市、裾野市、御殿場市、小山町)の首長が集まり、「環富士山都市シンポジウム」が開催されまました。ロゼシアターには1000名以上の人が詰めかけました。(私の勝手な数字ですが・・)

鈴木市長の呼びかけで、今回のシンポジウムが実現しましたが、現在、鈴木市長は富士山ネットワーク会議の会長でもあり、市長会の会長でもある、東部の、県のリーダー的存在でもあります。

その鈴木市長は、富士山をキーワードに環富士山地域の市町で組織される「富士山ネットワーク会議」において、環境、観光、防災等様々な分野で広域的な連携を図り、より良質な行政サービスの拡充の基盤造りを目指して、強い自治体構築に向けた富士山をテーマとした都市づくりを一層推進していくとしています。

シンポジウムでは、ラジオエフの佐野智恵子さんが進行役となり、まず、各首長より、自分たちの市町の自慢がありましたが、それぞれの良さを認め合い高めあい連携することが大切であり、富士宮市長からも、広域的に人、モノ、金、そして情報の共有化、ネットワーク化を進めるべきであるとしていました。また、災害時の連携として、鈴木市長より、小山町での実際の災害時での対応をみても情報伝達が迅速にできるような情報促進が重要であるとしており、小山町からは今回の災害に対しての支援は広域連携に感謝すると共に災害に対しての国の対応にも感謝をしていました。観光連携では、富士、富士宮を含む9市町村で主催する富士山トレイルラン競争「URUTRA−TRAIL−Mt.FUJI」が5月20日から22日に開催されることが決定したことは喜ばしい事であり、更なる連携に繋がるものとして捉え、その上でお互いを知りながら、森林保護をしっかりした中で、環富士山都市と捉えた時は唯一港をもつ、富士市を海の玄関口として活かしていく観光も考えていくというというのが、各首長のまとめた意見でありました。
鈴木市長は以前より、環富士山構想を打ち出していましたが、今回のシンポジウムで今後の展望が見えてきた感じがしました。
今後、しっかりとした広域連携を構築していく上でも、富士市がイニシアティブをとった上でのリーダーシップが発揮して行っていただく事を強く期待しています。
でも、東に住む議員としては、何度も言っていますが、環富士山構想は構想として進めて行っていただく事は大いに結構ですが、それと並行して、沼津も視野に入れた広域連携はぜひ進めて頂きたい事でもあります。