毎週木曜の12時30分より13時30分まで、吉原ロータリーでは例会が開かれており、ほとんどの例会において、卓話が30分間行われています。
昨日、そのロータリーで卓話を依頼されており、30分間、「市議会議員になって一年を振り返って」という題で話をさせて頂きました。しかし、30分と言う時間は短いというか、話す事が脱線したというか、まとまりがないような話になってしまいました。言い訳をする訳ではないのですが、前の日まで、視察に行っており、話に入る前に、視察の話が出て、笑いながら
「荻田君視察に行ってたみたいだが、温泉場でおいしいものを食べて、芸者でも呼んでたんじゃないか、この前もどこかで問題になってたぞ」
と言われ
「まさか、真剣に視察をしてきました、今回も3日間6項目ぎっしりやってきましたよ。それなら、今日視察について報告をしながら、政務調査費についてふれますから」
と用意してきた話を多少変えようと思いました。そんな訳で
次第を作ってきたのですが、脱線は承知で、視察報告をしながら、富士市議会での政務調査費年間45万円の使い方についての話からさせてもらいました。
よく、誤解されているところは、政務調査費が議員に給与以外の第2報酬と勘違いされている部分にふれ、富士市議会においては個人にそのお金が入るのではなく、会派に入り、会派において管理され、視察、研修、資質の向上及び調査に使われるとともに事務局の管理費等に使われており、個人にはお金は入らない事を説明させてもらいました。県会議員の月個人に45万円入る政務調査費とは明らかに違う事をご理解してもらいました。
視察についても、観光旅行のように取られていたりする事を、少なくとも私が、関係している視察に関してはそのようなことなく議会事務局に視察報告書を作成して提出している事、また、その提出している書類を皆さんにも見て頂こうと視察報告書をもってきていたので、皆さんに回して確認もしてもらいました。
政務調査費に伴う視察については、議員がしっかり説明をしていく必要があると思っています。何を学びに行くのか、何を学んできたのか、またそれが今後何に活かせるのか、しっかり報告をしていかなければなりません。本来なら行った1人1人がすべき行為であると思いますが、私自身は、自分なりに報告書は、その都度記録としても作成して行くつもりです。
また、卓話の最後に、メンバーの方から、
議員になられた方に、先生という呼び方をするがどのように考えるかという問いかけがありました。
まさしく、議員は先生と呼ばれるほど偉くも立派でもないと思っています。私も議員になってから、先生と呼ばれると、なんか背筋が寒くなるし、気恥ずかしさとなんとなくおだてられながら頼みごとでもされる様な気がして、抵抗があることを話し、あくまでも先生ではなく、議員と言う形で紹介や呼んで頂きたいとお願いをいたしました。
30分間では、話したい事が何も言えないような気がして、ぜひこれからもこのような機会を頂きたいとお願いをして、まとまり無く終わったような状況です。